季節の変わり目に境内の剪定をご依頼をいただく春日神社
今回は春日神社の名物でもある鬼瓦の横に植えられているタチバナを剪定させていただきました。
不老長寿のシンボルでもある橘ですから春を過ぎたころから青々と葉が茂って生命感が溢れるたたずまいを見せてくれるのですが、せっかくの苔むした枝ぶりが見えないほど茂っています
これだけ茂ってしまうと内側の葉や枝に日光も養分が行き届かなくなってしまうのです。
そこで造園歴56年の経験を生かした職人技で自然かつ最も美しい枝ぶりに選定していきます。
さらに今回は剪定と共にミネラル分の豊富な栄養剤を添加し、雑草予防のマルチングまで施工させていただきました。
今から1,953年前に不老不死の霊木として垂仁天皇に寵愛されたタチバナ。
来月中旬あたりから可愛らしいタチバナの実が姿を見せてくれますので、ぜひそのエネルギーをもらいに春日神社をご参拝ください。
剪定前 |
剪定後 |